2007年04月19日

Subversion で バージョン管理、RapidSVN風味

Posted by morim at 02:56
Categories: 方面

ちょいとローカルにバージョン管理が欲しくなったので、Subversion を導入してみました記録。 やるたびに何かしら困ったりするので。

クライアントは Eclipse + subclipse か、RapidSVN を使います。
巷では TortoiseSVN に惚れている方が多いですが、シェル統合されるのが気に食わないのです。 食わず嫌いもいいとこです。

まずは Subversion をダウンロード&インストール。 今回はローカルに立てたいので Windows 用のインストーラバージョン、 記述時点の最新だと svn-1.4.3-setup.exe を 公式 から落としてきて、 さくさくと Yes マン状態でインストールします。

path にも登録された状態になります。DOS窓で叩いて確認しときました。

C:\>svn --version
svn, バージョン 1.4.3 (r23084)
   コンパイル日時: Jan 18 2007, 07:47:40

リポジトリをどうしましょう。
今回は fsfs で行きます。DB 立てるのめんどいので。 格納ディレクトリを作成し、svnadmin でこんなふうに。

C:\>mkdir c:\svnRepos

C:\>dir c:\svnRepos
 ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は ****-**** です

 c:\svnRepos のディレクトリ

2007/04/18  20:30    <DIR>          .
2007/04/18  20:30    <DIR>          ..
   0 個のファイル                   0 バイト
   2 個のディレクトリ  32,190,951,424 バイトの空き領域

C:\>svnadmin create C:\svnRepos

svnRepos の中に conf だの db だのが作成されてれば OK。

WebDAV で http 公開なんてのは華麗にスルーして svn スキームで公開します。
生成された conf/svnserve.conf を下記のごとく変更して保存。

[general]
# anon-access = read
# auth-access = write
# password-db = passwd
# realm = My First Repository
↓
[general]
anon-access = none
auth-access = write
password-db = passwd
realm = My Repository

# を外して設定ね。これで匿名アクセス不可・認証済みアクセスは読み書き許可、 ユーザ設定ファイルは passwd 、認証時の表示名称は My Repository と。
authz-db (ディレクトリごとの権限設定) は今回は特に設定しませんのでコメントアウトのままで。

conf/passwd も設定します。こんな具合。

[users]
morim = longpassword

ここまでやっとけば Subversion リポジトリは使えるようになります。
しかしリポジトリアクセスするためには

C:\>svnserve -d -r c:\svnRepos

とか打ってサーバを起動してあげないといけません。 それが嫌なら Apache 先生を設定するか、svnserve をサービス登録する必要があります。
てことで下記。横スクロール表示になっちまってたらゴメン。

C:\>sc create svnservice binPath= "C:\Program Files\Subversion\bin\svnserve.exe --service -r C:\svnRepos" DisplayName= "Subversion Server" depend= Tcpip start= auto

sc のオプション、ここでは binPath と DisplayName と depend と start の、= の後ろに空白スペースを入れることに注意。 これで私ゃ30分ほどハマった。
あ、sc は Windows XP から標準装備であり 2000 だったらリソースキットに収録されてるそうです。 というか sc 使うより SVNService 使ったほうが簡単だと思います。 配布されてた SVNService はもう消えているみたいなので、 TortoiseSVN のページ配布されてるほう をどうぞ。

ようやく svn サーバ立ちました。ここからはクライアント設定を。
配布ページ から最新リリース、 記述時点では 0.9.4 をダウンロードしてきてインストーラにハイハイ言ってインストールします。

日本語化もしてしまいましょう。 Zefard's Labo さんのとこにある RapidSVN 0.9.0 日本語化 の、 rapidsvn.mo をダウンロードしてきて(「リンク先をファイルに保存」でないとダメかも?)、 RapidSVN のインストールディレクトリの中にある locale ディレクトリに ja ディレクトリ作って、 放り込んでから RapidSVN を起動すればほとんどの部分が日本語化されます。ありがたや。

RapidSVN 自体の操作解説は・・いらんな。よし終了〜