2006年07月02日
ついカッとなって
１．いつもの青看板でつい
- <comic>ほのかLv.アップ！(1)
- <comic>年上の彼女(4)
- <CD>カレイドスター・そらとレイラのすごい○○ COUR_5
- <CD>カレイドスター・そらとレイラのすごい○○ COUR_6
- <DVD>今日の５の２ 2学期
- <DVD>半分の月がのぼる空(2)
- <CD>ひぐらしのなく頃に 〜祟り殺し編〜
- <CD>ひぐらしのなく頃に アンソロジー2
２．City's cafe でつい
写真のアルミ削り出しステンレス製ダーツバレル(胴体)を。
グリップから総見直ししないと狙えません。楽しス。
アルミ削り出しじゃなくてステンレスね。 PPG-L55 ってやつ。この記事書いてから随分長いこと気付かなかったけど訂正です。
母相手にパソコン講座
「メールに写真をつけて送りたいんだけど、どうするんだっけ？」
母上、何回何時間同じ講座を受ける気ですか貴方は・・ 聞いて操作するからその場で忘れるのは貴方の悪い癖ですよ。 てことで今日も1時間ほどパソコン講座。
「縮小しなきゃいけないのよね？」
そこだけは覚えていただけたのですね・・メールサーバの制限もあって、 600万画素の写真そのままなんて送れないのです。 なのでメーラーは置いといて(JPEGに関連付けしてあるXnViewでもって)ファイルサイズを削ってください。
「で、開いたんだけど縮小するんだっけ？」
そのために開いたんでしょうよ。 縮小できたんならファイル名つけて保存してください。
「保存するのはファイルじゃないよね？どこ？」
ファイル操作がファイルメニュー以外のドコにあるってんですか。
「保存先指定取り込み・・・」
ちっがーう、ファイル名付けて保存を探してたんでしょうにー。そう、それが保存ダイアログ。
「え、ここじゃないよね、○×さんフォルダの▼■ファイルの中に写真入れたいんだから」
・・・ファイルとフォルダの違いがいまだに解ってないとは思わなかった。 JPEGファイルの中にJPEGファイル入れるって、隠蔽工作ですか・・・ orz
つーかこの Windows 統一ダイアログ、解りにくいよなぁ、やっぱり。
「保存できたー。んでメールに戻って添付ボタンで一個ずつ添付して・・・」
ファイラーで選択してドラッグ＆ドロップすりゃまとめて添付できるんだけど・・・ 教えようとしたら混乱しやがるしなぁ・・・じれったい・・・
「で、送信ボタンで送信・・・送れないよー？」
はぃ？そこまで行ったらもう詰まるトコなんてな・・・無線LAN切れてやがる・・・
これでも自主的に触ろうとするだけマシってんだから、 PCが一般家庭に普及するのにはまだまだ巨大なハードルがあるようです。
2006年07月03日
ミュージックを使えない
私んとこのmixiミュージックとかいう枠を動かしてみようと思いました。 まずは専用ソフトをダウンロード、と。
「 iTunes / Windows Media Player 用 」
・・MediaPlayerClassic じゃダメなのね・・・
「 ご利用方法は簡単。 以下より普段使われている音楽プレイヤーを選択して 専用ソフト「mixi station」をダウンロードするだけです。」
簡単じゃねーよこんちくしょー、マイノリティーなめんな。 こうなったらプロトコル調べてアタックしてやｒ・・・
世の中には同じ事を考え、かつ私なんぞより技術のある人がいるもので。
試してみたけど、どうやら動かないみたい。 原因がどこにあるかは知らんけど。対策されたか？
というわけで、 選りすぐりのダメマイナー選曲を登録することはできなかったとさ。 ちゃんちゃん。
あ、調べて試してみようって人はセッション管理に気をつけてね。 変なの踏んでもしらないよ〜（ぉ
追記。
調べる過程で backup_mixi なるものを発見。 日記とメッセージをゴッソリ手元に保存する、と。 こっちは動きました。実に便利。
他にも探すと定期チェッカーとかイロイロあるのね、やっぱり。
http://mixi-tips.jp/
このへんにリンク集とか。
2006年07月07日
たーなーばーたーさーらさらー♪
・・・なんか歌詞が違うような・・・
仕事上、常時電源の入ったPCの前に居るので、 日記のネタなどが電波に乗って脳に届くと 立ち上げっぱなしの隠れメモ帳に書き記しておいたりします。 こんなのまで使って。必死だな。
しかしコッソリすぎて、あとで読み返すと意味不明なのも出てきます。
「揚げパンにかかった砂糖が全部塩だったら、きついだろうな・・・」
とか
「変態...インスタント味噌汁をお湯を注がずに食ってみる」
とか。
今日も美吉さんは電波ゆんゆんですってよ。
スイカの食い方
スイカの季節がやって参りました。
数多(あまた)ある好物の中でも、 私ランキングの覇権を争う有力な勢力であります。
スイカはその大きさゆえに、食し方がいろいろありますね。
ありますよ。あるんです。
先日私が友人の前で採った手法は、
その席に居た全員から変人認定を受けてしまったのでご紹介。
まず、スプーンで皮に近いあたりをトンネル掘ります。 柱が天井の重みを支えきれる、ギリギリを目指すのが楽しいです。
これをご覧ください。
もはや右側の柱がなくなっております。
システムラーメン工法もびっくり。
ここまでやって、今度は柱を根元で断って柱から食します。 ここでも皮のほうから逝くのがポイントです。
こちらは、柱と種エリアを消化した状態です。
もはや核を残すのみです。
では核をいただきましょう。もはや一口です。 種も無く甘みの強い部分を心置きなく咀嚼しましょう。
こうすると味が薄めな皮付近まで、 ってゆーか多少は皮まで食っても最後は美味なエリアで〆られるので、 貧乏食いしても味覚まで満たされます。
幼少の頃、満たされない分け前でどうやって満足感を得ようか、 どうやって怒られないように食い物で遊ぼうか(ぉ、 という工夫の中で生み出された食し方。
お行儀が悪いと叱られないようでしたら、一度お試しあれ。
ってあぁっ。 写真晒すならここまで貧乏食いするんじゃなかったっ。 でも晒しちゃえ。
PS.丸ごと食うなら輪切りが面白かったよ
2006年07月10日
そういえばNHKも萌えに走るんだった
今月からの講座が、その、ちょっとばかり・・。
以下、上記の
最新号のトピック
○第１話 見習い天使
美咲が会社へ急いでいる途中、茂みにはまった女の子を助ける。 その女の子は、自分は天使だと言い出して……。
＜今週のレッスン＞急いでいるときの表現、オフィスでよく使う表現、 言ってみたい正直な気持ち
○第２話 天使の目玉焼き
朝、目覚めた美咲のもとに、突然現れた見習い天使アンジェラは、 今日はラッキーな日だから英語でしゃべらないといけないと告げる……。
＜今週のレッスン＞身支度についての表現、食事についての表現、電話で使える表現
○第３話 命の恩人
あこがれの同僚マイクと成田空港に出かけた美咲。 道に迷ってあわてて道路に飛び出した美咲を助けたのは天使アンジェラだった……。
＜今週のレッスン＞車、電車など交通についての表現、道案内の表現
○第４話 あやしい男
成田空港で副社長を出迎えた美咲とマイク。そこに、マスクをしたあやしい男がいて……。
＜今週のレッスン＞自己紹介の表現、体の症状を表す表現、 ほっとした、がっかりしたなどの感情表現
どう見てもドジ天使です。本当に(ry
2006年07月11日
富有柿てんこ盛りっ
という謎のメッセージ電波を、梅雨のこの時期に受信してしまった少年が、 UFO の大群に富有柿を手渡すまでのサクセスストーリー。
と、いう電波が居眠り夢の形で飛来したわけだが。 私ゃそんなの書けませんよ？
てゆーかソレは「サクセス」ストーリーなのか？
スイカヴァカ 2
今晩は人並みに食しておいて皮漬けですよ。 ぬか漬けは面倒なので塩を回して一晩冷蔵するだけです。 朝には適度に水分が出てシャキシャキうまー。 果肉を残すことと皮の固い部分を剥くのがポイント。
で、これを書くに当たってスイカの皮をググッてたら、 西瓜糖なる存在を知ったり。 むくみが取れるんだとか。
とどめに歌で締め。(音が鳴るかも) す・い・か、大好き♪
2006年07月13日
事件の匂い？
トイレ個室のトイレットペーパー置き場に、 ぽつんと放置されたガムテープ1巻。 周囲に補修痕なし。
この個室に何があったんだ・・・
北海道は飛行機が取れなくて断念、 明日ってゆーか今晩から日本三景の残り一つを制覇しに 中国地方へ行ってきます。
暑そうだなぁ。
2006年07月17日
閑話休題
旅ネタ放置で買ったものメモ。
- <comic>ことのはの巫女とことだまの魔女と(初回限定版)
- <comic>ティンクルセイバーNOVA(2)(初回限定版)
- <comic>ぽにぱに(2)
- <comic>帝立第13群学校歩兵科異常アリ!?(2)
- <comic>私立彩稜高校超能力部(新装版)(1)
- <CD>風の結晶(初回特典付)
うん、今回は額すくなめだ。 うっかりCD追加しちゃったけど。
2006年07月18日
パノラマ
撮ってきた写真のパノラマ合成が楽しくて旅行記書けてなかったり。
大パノラマになるのはいいけど、使いどころが難しい。 何が撮りたかったのか解らなくなるのは、私の拙さゆえね。
だがパノラマ合成関係なく予告編的写真。
おこのみ焼き。
大鳥居を小さく見るの図。
2006年07月19日
広島旅行記・１
写真見ながらじゃないと時系列が怪しくなってきてますよ(早っ
2006.07.14。
前日の天候を引きずった猛烈な蒸し暑さの中、
高速道路料金の深夜3割引を求めて深夜3時あたりに出発。
同行者を拾うまでに間違った道を通ってやがるのは公然の秘密。
明け方にはこんなステキ風景が見られたり。
この時間だと朝食はSAだね。天の声によりカレーだね。 ついでにカレーソフトなんてモンがあったので食ったけど・・ ソフトクリームにカレー粉まぶした風味・・
昼よりずっと前に大阪到着。しかしすでにあっつい。
大阪の運転は想像してたより安全でした。危険だけど。
私の持ってたイメージが悪すぎた。
なんばグランド花月とか素通りして、
たこ焼き食ってりくろーおじさんのチーズケーキ買って。
たこ焼き1舟12個じゃ足らんかったな。
食うもの食ったら目的地へGo!時間が迫ってる!
ちょっと公表できない速さで移動、宮島到着〜。 なんとか大鳥居に海から接近する便に 搭乗。
しかし干潮の時間なのであんまり近寄ってくれない罠。
いいさ、歩いて触りに行ってやる。
宮島上陸。大量の鹿がお出迎えっつーかそこらへんをうろうろ。
奈良と違ってあんまり愛想はよくない。おっかなびっくり彼らを触ったり、
みやげ物見たりしながら歩いていって。
大鳥居どーん。干潮時間だから地続きだってんで、足元にもペタペタ触れたりして。
ついでに素手で潮干狩りして2匹ばかり獲物とらえたりしてる同行者。
浜の生き物がうようよしていて楽しい。クラゲも水上がっておりました。
時間が時間だったので厳島神社内には入らず、海側から撮影するのみに止める。 気に入らない写真ばっかり撮れてるのでボツ。（ぉ
見るもの見たつもりになれたし、広島いくかー・・・ん？
ほほぅ、世界遺産指定記念碑か。しかしこれ横から見たら・・
どう見てもふぐりです。本当に(ry
船着場っつーか連絡線の駅舎だね。入ったら丁度出発する直前。
切符買いに行ってたら間に合わないけど、往復切符なので帰りは半券を渡すだけで帰れま・・・す・・・・が・・あれ？
切符どこいった？財布の中じゃなかったっけ？
同行者は当然改札抜けて走りかけ、ってちょい待って、こっちのポケットにも無いし、あれ？あれ？ちょ、土産邪魔、ばさばさ・・・
「往復切符ですか？いいですよ、乗ってください」
駅員さんありがとぉぉぉ。
ホテルにチェックインするまでにちょびっと迷う、 なんてのは私と同行するからには普通の行事であることよのう。
てことで夜。
お好み焼き食おう。
でも店しらねぇ。
調べるには・・駅だ、コンビニだ、本屋だ。
雨もぱらついてるし、駅舎から近いほうがいいね。
ってんで選んだのが
麗ちゃん。
元が屋台だけあって狭い店がダメならそれまでですが、味はよかったかと。
そば増量が9玉までできる、っておばちゃんが言ってたが、せいぜい3玉までかな。
それ以上いくなら2枚食ったほうがいいと思った。他の具とのバランスが。
ビールもうまかったのです。
腹もふくれたので、次は風呂。
さっき入手したガイドブックで近場を探し、
ほの湯へ。
TMOクラスメイトを自動的に連想し、
自動的に「寝るな・・」と覚悟したのはナイショの秘密。
中にはうたた寝湯なんてのまであったし。
あとはコンビニで
続くかも。
ついでに今回の布教レシピ*。
- CYNTHIA THE_MISSION(シンシア ザ ミッション)(1)
- ぱにらじだっしゅ！(1)
- すごらじCD(どれだっけ)
- おねがいツインズ(2,3)
- おねがいフレンズ
順不同。私が寝てる間は すごらじ だけで過ごしてたような。 ひぐらし祟殺し編を持って行かなかったのは失敗だった。
- *布教レシピ：
- morim車で旅行に出る際の恒例となりつつある、 ドラマCDによる布教。 これによるアニメ感染者が後を絶たない。 .....ようになると思う壺なんだけどなぁ。
間抜け時空全開エピソードが抜けてたので追記。
2006年07月20日
広島旅行記・２
だらだらいくよー。
2006.07.15。２日目でぃす。
起床は午前8時半だったか。
前夜のお酒も疲れも残すことなくスッキリ起床・・・うそ。
疲れはちょびっと残ってたかも。スッキリというより のっそり だったよーな。
しかしせっかく付いてる朝食を捕り逃すわけにはいかんと貧乏性を発揮。
パンと珈琲とゴハンと味噌汁と卵とサラダと魚と煮物(?)と・・くらいか、
人並み＋αくらいを食らってチェックアウトだ。
ぷちOFFがある玲さんを広島に落とし、 さてドコ行こうか、の前に薬局求めて放浪。 相方の腹の調子に目処が立ったところで、 天気が良いので山口県まで行ってみようっ。
って言って20分くらいした頃かなー。 雨になったのは。
やめやめ、近めのとこで何か無い？ 岩国に錦帯橋って橋がある？ 日本三名橋。ほほぅ。んじゃそっち行こう。
「あー。晴れてきたねぇ。宮島って書いた看板があるー」
「・・満潮の時間って何時だろ」
「・・(電子機材調査)・・12時15分」
「ってことは今丁度あの鳥居が沈んでんのか。・・・行くか」
という話し合いがあったとか無かったとか。
そんなわけで今回２度目の宮島渡航。
あんだけデカかった鳥居が海上に立っている姿。
海すげー。
後で調べたら潮位は2m以上違ってるのね。
そりゃ沈むわ。
船着場の脇で、しかせんべい売り発見。昨日は無かったな。
ちょいと購入・・してる人に集まるのは当然といえば当然だけど、
ちょっと勢いが強すぎやしませんか。
集まりすぎるので一箇所に立ち止まれません。
どっかの鹿のようにお辞儀したりしないので勢いも強く、
まとめて持ってるほうまで食おうとしてくる。
ちょっとでも手を止めようものなら
「くれよう(すそ引っ張り)」
「俺にもくれよう(前足蹴り)」
と・・おかげで撮影する暇なく消滅しましたとさ。餌で釣るのいくない。
今日は時間あるし、厳島神社内にも参拝だ。
由来やらはリンク先参照ね。
入ったトコから奥まで赤い柱が続く。
どっちを向いても、こう、「遠近法っ」って感じの光景。
客神社本殿と五重塔。足元は当然海。
床のすぐ下まで波が来てるわけで。床板は隙間を空けて敷いてあるのよ。
波で浮いてしまわないように、だそうで。
中央付近、高舞台前まで来ると、建物やら灯篭の隙間から大鳥居を望めたり。
わざわざ隙間から見ないでもどーんと見えてるけどね。
神社内では結婚式の真っ最中。 外国人さんたちの見世物状態になってた。お幸せに、と人事ながら願いつつ。 見物客の背後には神輿やら弓矢やらが展示されてたけど誰も見ない。カワイソス。
写真見てて、火焼と呼ばれる海への張り出しのとこだけ灯篭が金属なのに気付いた ・・・周囲はみんな石灯籠なのに。なんでだろ。
海上なので痛みやすいってことだと思うが、この日も何箇所か補修中。
削って塗って叩いてと、たゆまぬ努力による維持なんだねぇ。
あ、おじさん、そんなに引っ張ったら外れたとき海に
「(ガコッ)おわぁぁ」
思ったそばから落ちかかるおじさん。近くを走ってた電線が引っかかってよかったね。
神社を出たら日差しが暑い。
全ての鹿が日陰に退避してやがる。
川辺の橋の下なんか、鹿の巣かと思うくらい。
こう暑くちゃ、カキ氷が食いたいな。 うん、考えてみれば昼食もまだだ。 店頭ディスプレイ見て芝居茶寮 水羽に突撃〜。
アナゴ天ぷらそばゲット。
アナゴうまっ。しかしあえて失敗だったと言ってしまう。
ここは「あなごめし」にしとくべきだった。
そんくらいアナゴがうまかったのよ。そして追加。
スイカ on カキ氷。
スイカうまーカキ氷うまー。
連れがちょっと引くくらいの速さで消滅。1〜2分くらい？
頭痛くなったりしません。
腹が落ち着いたところで、土産物街を物色。 日除けのために、通りの上をアーケードのごとく白布を渡すのね。 風情があるというか見ても心地いい。
土産も買ったのでベンチでひと休み。 土産を狙ってくる鹿と闘ったり、またカキ氷食ったらハズレだったり。
そんなかんじで2日目昼間編終了〜。続けばいいな。
2006年07月28日
(長文注意)通勤攻防
今日も朝から通勤電車。
オフピークぎみなので多少スペースあるけど暑っつい。
・・それはいいとして。
隣に立ってた若者の引いてた出張カートが、
ゴロっと転がって私の足を轢く。
・・視線にすぐ気付いて引き戻したので、それはいいとして。
カート君が広げてチェックしてるファイルは、
朝の電車ではちとデカいかも。
・・彼なりに邪魔にならないよう気を使ってるように見えたので、それはいいとして。
カート君の前に座ってる成りたての中年程度なオサーン、
新聞読むの下手だなぁ。
折って縦を縮めないから正面に出っ張ってるよ。
ページめくる毎に横方向にも広げちゃって、あれじゃ周り大変だな。
・・カート君挟んで反対だから遠いので、それはいいとして。
ヘッドホンして窓外を見てたら、なにやらエラソーに注意する声が。
「ファイル邪魔なんだよ、どけろよ」
新聞オサーンでした。
このご時世に注意できるのは良いことだと思うけど、
その言い方じゃ「俺様のために場所空けろ」に聞こえちゃうよ。
・・カート君が素直にファイル閉じたから、それはいいとして。
オサーンも新聞に戻る。
新聞の扱いはさっきのまま。否、さっきより酷い。
新聞の先でカート君の腹を突付いてるのに気付いてないのか。
・・私が突付かれてるわけじゃないので、それはいいとして。
カート君カチン。
新聞を払い、「新聞、(周囲の)邪魔してるよ」
新聞オサーン、無視。
危険な空気。
私は巻き込まれてないので無視を決め込む。都会って怖い。
・・それはいいとして。
カート君、ぶちん。
「(小声)ちょっとアンタ、話がある。次の駅で降りろ」
対するオサーン。
「(大声)なんだよ、お前が悪いんだろ。こっちは話すことなんかねーよぉ」
その最中にも隣の青年を新聞で突いてることには気付かない。
反対の隣に座ってたオバサン、さくっと避難逃亡。
これが危機管理能力というものなのですね。
・・それはいいとして。
耐えるカート君。
新聞超しに睨みというかガンたれ。でも声は抑えて。
「俺も悪かったがお前のソレは何だ」
オサーン再び大声。
「なんだってんだよ。言いたいことがあるなら言えよ。聞こえねぇんだよ」
貴殿より遠く、ヘッドホンしてる私でさえ聞き取れましたよ。
もはや迷惑なのは新聞オサーンのほう。
殴り合いになっちまったら止めるかな。
・・それはいいとして。
まだ耐えるカート君。睨むだけ。 新聞オサーンがガッとカート君の襟首を掴んで引き寄せた。
「聞こえねぇってんだよアアン」
アウト。
先に手を出したの貴殿だし、とっくに善悪が逆転してる。
ちょうど駅に到着。
カート君やる気。
「先に手を出したのはそっちだからな、降りろ」
腕を掴んで引きずりおろそうとする。
新聞オサーン負けてない(おいおい)。
「手ぇ出してんのはお前だろ、俺は降りねぇよ離せ」
おいおいおい。
もうアカン。
私を含めて何人か制止に入る。
こんなんで通勤電車を遅らせるわけにはいかんのです。
彼らの怪我云々よりも列車の運行が心配なのは私だけじゃない。
どうやら新聞オサーンは自分の正義に浸ってて、
話を聞く耳はもたないみたい。
明らかに年長なのに。
よって、手を出されるのを待つ程度には冷静さがあるカート君を説得。
暴れようとするカート君の肩をぽんぽん、耳打ちで。
「ちょっとごめん、聞いてくれるか。
キミが正しいのはわかってる。
でもこのヒトちょっと可哀想なヒトだから、
キミが耐えてやってくれないか。な」
目を見て、もいっかい肩ぽんぽん。
正当性を認めてやること、 周囲に及ぼしてる影響に改めて気付かせてやることが重要かと。
お。
怒りは収まってないが冷静さはもどったみたい。
落ち着いてくれた。
私が降りるまであと1駅。そのまま保ってくれ。
落ち着いたカート君を見て新聞オサーン、
何を思ったか変わらぬ大声で
「ったくよー。悪いのはお前なんだから絡んでくんじゃねぇよ。
だいたいそのカートが2人分のスペース取ってんだから云々・・」
ちょおま、血が見たいのかヴァカ。
半分はカート君に落ち着いてもらうための方便だったのに
本物の可哀想なヒトに成り下がりやがった。
おまい、そのトシで大荷物持って電車乗ったことないのか。
カート君に再び火が入りそうだったので目を見て肩ぽんぽん。 ＆熱い視線から電波発射。「耐えてくれ」と。
「愛してる」と勘違いされてたらどうしよう。
通じたのか愛されたのか、耐えてくれた。
そして私の目的駅に着いた。
もいっかい肩ぽんぽん、
「ちょっと私も震えがきてるけどねッ」
言い捨てて降りる。ここでタイミング逃すと遅刻するのだ。
・・そう、私でも怒りで震えが来てた。
震えるほど怒りが来るのって久しぶりかも。
煽りという仕事があったら、新聞オサーンはプロでやっていけると思った。
さて反省会。
結果的に、カート君だけに忍耐させてしまった。
新聞オサーンに、自分がどれだけ恥ずかしい存在かを知らせてやれるほどの、
老獪さを持ち合わせたいものです。
もしくはチョップ一撃でその場を沈黙させる程度の説得力。説得？
電車を止めたくない「だけ」で喧嘩を止めに入れるほどの冷静さじゃなかったのも反省。
でも。できればカート君と協力して駅舎に連れて行きたかった。
で。
今日は一日中、このシーンを思い出すだけでテンションが上げられたのです。
仕事中はいつもローテンションな私にゃ貴重なネタです。
ですが、 テンションついでに怒りゲージも上がってしまうので仕事の役には立ちません。 うまくいかないモンだなぁ。